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RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた [読書記録]

RDG4巻の感想を書こうとして、3巻の感想を書いてないことに気づきました(汗)

舞台は生徒会執行部の夏合宿の場に決まった、宗田姉弟の故郷戸隠。避暑地としては最高ですね。
戸隠という霊験あらたかな場所に泉水子が行って、何も起きないってことはないだろうと思っていましたが、真響と真夏の事情に巻き込まれた形で大事になりかけたのです。



RDG3  レッドデータガール  夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)

RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)

  • 作者: 荻原 規子
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/05/29
  • メディア: 単行本


雪政が行けない場所だからという理由で、深行が戸隠行きを承諾し、案外楽しそうに合宿に向かっている姿を見ると、彼もやっぱり普通の高校男子だったのだと再確認。真夏とじゃれあう姿がいいですね。相手が真夏だからかなあ。
そして、真響と泉水子のおでかけファッションがかわいらしい。そりゃー、ナンパもされるよー。真響じゃないけど、ちゃんとガードしていない男子が悪い。
真夏と入れ替わって人間として生活してしまう真澄とか、異物をはじきだす如月会長の舞とか、さりげなくいろいろ知ってるのに正体を見せなかった宗田教授とか、登場人物の裏技が満載です。

戸隠には違う層があり、真澄はその違う層にいるのだという、そしてその最奥の層に神がいるというその設定にしびれてしまいます。私の好きな類のファンタジー世界の形。

真澄の正体がわかって、そして三つ子として真澄の存在を考え直す真響と真夏がよい方向を選んでくれることを願います。

そして、泉水子の危機にちゃんと駆けつけてくれる深行とか(他力だけど)、泉水子が姫神に出会えたこととか、とうとう登場された紫子さんとか、謎が増えつつ次巻が待ち遠しいというところです。
泉水子と深行がそろって玉倉山に帰省できたところが嬉しかったかな。


そして、いいですねー、戸隠。一度行ってみたいと思うのです。
私の家は昔は養蚕農家だったので、その関係で戸隠神社の御札があったりして、行ったことはないのに、親近感を感じる神社なのです。ますます行きたくなったかも。
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