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誰に見しょとて [読書記録]

菅浩江さんの5年ぶりの連作集。
テーマは「お化粧」
古代から未来まで。「化粧」をすることによって、見た目だけではなく、心も変わるのだと、そう思う。
顔を洗うところからはじまって、美肌、アンチエイジング、肉体改造、人工皮膚。
SFと化粧が結びついた、とても美しい物語でした。

化粧をするということは、戦闘服を身に纏うということだと思うわけです。



誰に見しょとて (Jコレクション)

誰に見しょとて (Jコレクション)

  • 作者: 菅 浩江
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2013/10/25
  • メディア: 単行本



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キケン [読書記録]

文庫になっていたので買ってみました有川浩「キケン」

成南電気工科大学機械制御部。略称「キケン(機研)」単純にロボコンに出るような大学生男子の話かと思ったら、予想とは全然ちがいました。
爆弾魔のあだ名をつけられる先輩とか、大魔神のあだ名を持つ先輩とか、学祭のやたいっで奇跡の味のラーメンレシピを作って信じられない売り上げを達成する「お店の子」である主人公とか、冷静に何でもこなす同級生とか。理系大学生男子の大学生活って、とっても楽しそうかもしれない・・・。
そして、たぶん日本の技術を進化させていく人たちにはこういう成分が入っていたに違いないとか。

単行本の時は、表紙が漫画だったので、なんとなく手が出なかったのが、文庫はイラストになっていたので手が出ました。中扉はそのまま漫画でしたが、小説新潮の連載時もこれだったんですね。

恋愛成分が極端に薄い有川浩の話は珍しいですが、こういうのもよかったです。
激甘の恋愛小説も好きなのですが、そればっかりだと食傷気味になるので、たまにこういうのがあるとほっとします。




キケン (新潮文庫)

キケン (新潮文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/06/26
  • メディア: 文庫


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銀の匙(1)~(5) [読書記録]

一般家庭出身の八軒勇吾が、大蝦夷農業高校酪農科学科に入学して送る、農高ライフ。
食物を作って食べるというのは、こういうことなんだということと、高校生活の楽しさとを味あわせてくれる話。

石窯でピザを焼き、夏休みに農場でバイトをし、高校では肉になることが決まっている豚に名前を付けて育て、そしてその肉からベーコンを作り、馬術部に入って馬に乗り、ものすごく大変なことはわかるけれども、そういう高校生活も楽しかっただろうなあと少し憧れてしまう。

そして、この5巻では、犬を拾って飼い始め、学園祭に向けて動きだすという、ああ、高校生活っていいなあという、青春漫画。
この拾われた犬「副ぶちょー」。自分でおやつ代を稼ぐ犬。いいなあ、賢そうだし、立派な牧場犬に育ってほしい。


銀の匙 Silver Spoon 5 (少年サンデーコミックス)


さて、この漫画はとっても面白いし、ためになるなあと思うのだけど、実家が農家なので身につまされて、なんとも言えない気持ちになることもある(苦笑)
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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 [踊る大捜査線]

公開から一週間、ようやく「踊る大捜査線 THE FINAL」観てきました。

OD1から本格的にハマって、ドラマも映画も全部観た自分にとって、本当に観てよかった、この映画を作ってくれてありがとうごと感謝したくなる、いい話でした。

面白かったよ!
今回のLAST TVからTHE FINALの流れは、秋SPからOD1を観たときのあのワクワクする感じを思い出して、楽しみでいて、それが裏切られなくて本当に楽しかったのです。
タイトルバックで泣くのはまずいと思いつつ、あちこちで泣きそうになり、エンドロールでまた泣き、劇場が明るくなって立ち上がるのが惜しかった映画でした。

織田さんの言葉じゃないけど、いい気分で映画館を出ることができました。

面白いと思って観たのだけど、実は結構重い話でもあって、じわじわと考えさせれたりもするので、もう一回、映画館で観たいと思います。
そして、仲間と語り合いたい(笑)

「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」2012年9月7日公開!
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ちはやふる [読書記録]

最近のはまりもの。

末次由紀「ちはやふる」
百人一首かるたのクイーンを目指す主人公ちはやとその仲間たちの、熱い競技かるたにかける高校生活に引き込まれて、17巻まで一気読みしました。

18巻も今月に出るので待ち構えてます。

ちはやふる(18) (BE LOVE KC)



ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)


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